当社は凝集剤と装置の両方を理解した上で様々な経験を積み、他社では解決不能な事案にも取り組んで参りました。
それぞれの製品の性能を最大限引き出す為のノウハウがあるからこそ、新しい領域におけるチャレンジが可能になると自負しています。
現状の処理に満足せず、この粉末凝集剤を使用した固液分離処理の更なる進化を目指して、常に研究・開発を続けております。
粉末凝集剤を使用する水処理で、コンパクト且つシンプルで故障の少ないシステムをお探しの方は是非一度ご連絡下さい。
弊社では、トヨタ自動車で高評価を頂いております「粉末凝集剤を使用した水性塗料ミストの固液分離処理システム」の性能をさらに向上させるために、様々な取り組みを行っております。そのひとつとして、平成24年度ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金制度を利用して、国立大学法人群馬大学との共同実験を行いました。
弊社はかねてより固液分離の現場での経験から、固液分離の処理の前に特別な処理(撹拌処理)を行うことにより、分離の効果が増大するのではないかという仮説を持っておりました。今回の実験はこの仮説を検証するために実施されました。結果としてSS・NTU・含水率等5項目において現状の処理を上回る結果となりました。また、凝集剤の添加量を従来方式より15%低減する可能性があることも判明しました。
また、実験において用いた事前処理には最大効率点があることも発見することが出来ました。こうした結果は弊社には大きなノウハウとなります。これらノウハウをさらに現場において活用していければと考えています。
(当技術は当社特許技術です:特許第6040267)
この方式は至ってシンプルです。既存の処理システムの前に事前撹拌処理を追加するだけですむため、新たにシステムをご検討されるお客様には全てを一体化したユニットのご提案を、又、既に弊社の粉末凝集剤(ラクキラー21(RAKUKILLER21)主剤W・TW)による処理を導入しているお客様には、事前撹拌処理装置の追加を御提案させて頂くことが可能です。
御興味のあるお客様は是非一度ご検討をお願いします。
こうしたノウハウは、環境破壊の原因となる水質汚濁や、災害等に伴う水質汚染の改善にも活用していけると考えています。実際に濁水処理の分野において、弊社のシステムは実績をあげており、ご評価を頂いております。詳しくは、こちらをご覧ください。